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2026年10月25日 日曜日

年度上半期の「美容室」倒産 54件の高水準  低価格と高付加価値に二極化、差別化がカギ

~2026年度上半期(4-9月)の「美容業」倒産動向~東京商工リサーチ

年度上半期の「美容室」倒産 54件の高水準  低価格と高付加価値に二極化、差別化がカギ

原因別では、最多は販売不振が41件(前年同期比12.7%減)で、全体の75.9%を占めた。資本金別は、1千万円未満が48件(前年同期比12.7%減、構成比88.8%)で、うち個人企業他が22件(同12.0%減、同40.7%)と小・零細規模が多いことが特徴だ。こうした資産背景に乏しい小・零細規模の美容室は、顧客に応じた接客や施術力のほか、SNSのフォロワー増加などで集客力を強化し、差別化を図れないと生き残りが難しいことを示している。
「人手不足」倒産は5件(前年同期比150.0%増、前年同期2件)で、2021年度同期の4件を超え過去最多を更新した。美容師の人手不足が続くなか、小・零細規模の美容室は、美容師自体のブランド力や差別化も求められている。安定顧客を獲得できない美容室の淘汰は続きそうだ。
※本調査は、日本産業分類(細分類)の「美容業」を抽出し、2007年度から2026年度までの上半期倒産を集計、分析した。

美容業の倒産上半期推移